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 心から愛無ソーリー、
  Dearたぬきのたぬ吉くん



あるお友達から聞いたお話です。。。
そうですね・・・、
仮にお友達の名前をチンパン君としましょう。
とても心温まる?お話です。。。





夏もそろそろ終わり、秋になりかけていたちょっぴり肌寒い日の事でした。
その日、チンパン君は彼女のパン子ちゃんと楽しくデートして、夜も遅くなったのでいつものようにパン子ちゃんを家まで送っていったのです。
パン子ちゃんはかなり大きなマンションに住んでいます。
玄関(エントランス)は8畳くらいのガラス張りになっていて、オートロックを解除して中へと入っていくわけですよ。
しばらくの間別れを惜しみつつ、チンパン君はパン子ちゃんと車の中でお話をしていました。
と、その時!


”たぬき”がひょこひょこと現れた・・・。
マジ?
ホントに?
ヒャアアアアァァァアァ!!!


なんと、野生の”たぬき”です。
そんなに田舎ではありませんよ。
普段、そこで”たぬき”を見たことはありません。
超レアな野生の”たぬき”です。
”たぬき”は何を思ったか玄関の入口に向かって歩いていき、スッと入っていったのです。


「ああああ!!!入っていった〜〜〜!!!」


それを見ていたチンパン君、とっさに車から降りて、なぜかドアをパタンと閉めてしまいました。
なんと!




”たぬき”をガラス張りで囲まれた玄関に閉じ込めてしまったのです。。。




極悪・・・。
動物を閉じ込めるなんて。


”たぬき”は閉じ込められたものだから、さあたいへん!
グルグルまわり始めて、興奮のあまり、う○ちをそこら中にぶっ放し!
怒って奇声まで発し始めました。。。
そしてガラスに向かって一直線。
「ゴンッ!」
そしてさらに逆に向かって走って行き、「ゴンッ!」


「ごめんね、ごめんね、たぬ吉・・・。」


2度ほどぶつかって、”たぬき”は脱出することをあきらめたのか、落ち着きを取り戻しました。
ガラスの外からチンパン君とパン子ちゃんはその様子を眺めていました。
さっきまでの興奮もさめてすっかりおとなしくなった”たぬ吉”はおすわりして、チンパン君とパン子ちゃんを見つめています。


”たぬき”を間近でみる機会ってあります?
”たぬき”のイメージって、まんまるい顔なんですけど、全然違います。


柴犬みたいにシャープで精悍な顔つき。。。
ダンディー。
そして、とてもきれいなかわいらしい目をしているのです。


「ごめんね、ごめんね、たぬ吉・・・。」
えさをあげようと、たまたまあったクッキーをあげてみるものの興味を示してくれません。
そりゃ、そうだ。。。


そういえば、野生の”たぬき”って普段、何を食べて生きてるんだろう・・・?
昆虫かな。。。
んん・・・、正直、ピンとこない。


そうこうしながら、チンパン君とパン子ちゃんはガラス越しに、たぬ吉を眺めていました。
でも、いたずら好きなチンパン君、じつは別のことを考えていました。


「あぁ、早くマンションの住人が帰ってこないかなぁ。。。」


あぁなんて、悪い奴だ。。。
マンションの玄関で野生の”たぬき”と遭遇する住人のリアクションを観察しようという魂胆です・・・。
しばらくすると、サラリーマン風の男性が一人帰ってきました。




ワクワク。。。
ドキドキ。。。




男性は”たぬき”を発見して一瞬・・・、立ち止まった・・・。
ところが!
何事もなかったかのように、オートロックを解除して中へ入っていったのです。


ガ〜ン!!!
マジで!?


たぬきだぞ?


「おいおい!”たぬき”が玄関にいるのに、なんでそんなにノーリアクションなんだよ!
入口でたぬきがお出迎えしてくれてんだぞ!なんだよ、つまんねぇ!」


いやぁまったくじつに、おもしろくない。。。
もし隠しカメラで撮影したとしても、この人のは完全にカット。
放送できねぇな・・・。


ただ、この人とてもやさしい人で、ドアを開けたままにしていたのです。
そう、これでたぬ吉はいつでも外に逃げることができるのです。
でも、


逃げない。。。


たぬ吉、なんで?
もしかして、


もっと驚いたリアクションが欲しいのか?




そうかそうか、そうだよな。。。
こんなのじゃ、帰れないよな。。。


「わかるよ、たぬ吉、今のやりきれない君の気持ちよぉくわかるよ。。。」


そして、しばらく待っていると、「来たぁ〜!」
一人の若い女性が。。。


ワクワク。。。
ドキドキ。。。


女性はたぬきを見て一瞬立ち止まった・・・。
そして一歩後ずさりして


「何?これ?もしかして・・・、ドッキリ!?」
というような顔で後ろを振り向き、あたりをキョロキョロ。。。


おそるおそる”たぬき”との距離を保ちつつ、オートロックを解除して開いたとたんに、猛ダッシュ!!!


いい!


ナイスです!


ナイスリアクション!
たぬ吉よ、これで満足かい?


たぬ吉もこのナイスなりアクションに満足したみたいで、この後たぬ吉はゆっくりと外に出てきました。
そうして、たぬ吉はすがすがしい顔で、ゆっくりとゆっくりと野生へ帰っていったのです。。。




玄関に大量のう○ちと、強烈な悪臭を残して。。。



なんていうか・・・、
野生のニオイというか、動物園のニオイ・・・?
具体的に言うならば、「乾燥した藁(わら)」と「大量のう○ち」を混ぜて微妙に乾燥させたような、誰もが顔をしかめてしまうようなニオイ。。。
それはそれは何とも言いようのない強烈なニオイ。。。


たぬ吉は・・・、きっちりと自らの足跡を残していったのです・・・。
す、素晴らしい。。。


たぬ吉、お土産ありがとう!
君の事は忘れないからね!


チンパン君とパン子ちゃんは、そう心に誓ったのでした・・・。




あぁ・・・、なんていいお話なのでしょう。。。
そういえばチンパン君、こんな事言ってました。
「動物愛護団体からクレームが来るかもしれないから、よろしくね。」


・・・。
まぁ、かなりギリギリのラインですな。。。
ただ私はこのお話の中で、2つほどスゴイ発見をしてしまったのです・・・。
まず1つ目。


たぬ吉は2回ガラスにぶつかって、いさぎよく脱出をあきらめたこと。


じつはこれ、スゴい事だと思うんです・・・。
1回ではあきらめなかった。
でもがむしゃらにぶつかっていって、体をボロボロにしたわけでもない。
じつに3回も4回もぶつかるのではなく、2回で悟ったんです。
2回なんです。
「これはもうジタバタしても始まらないぞ・・・。」と。


エラい人はよく言います。
「あきらめるから、目標を達成できないんだ!何事もあきらめなければ、必ず成功する!」
たしかに、ごもっともです。
よぉく、わかります・・・。
自分でもそう信じたい。
でも現実問題として考えると、どうしてもそう本気で信じる事ができない場合だって、長い人生ですから時にはありますって。
「その中途半端な気持ちがダメなんだ!」と言われれば、それまでのお話。。。
ただどうしても・・・、心の片隅にはいつもこんな気持ちが常駐しているものです・・・。


「むちゃくちゃ言うなよ。。。世の中にはできることとできないことがあるって。」


あなたはどう?
ここで問題になるのは
「ダメなものはダメなんだから、素直にあきらめなさい!」ということではないのです。
そうではありません。


1回チャレンジしただけで、あきらめていませんか?
ダメだとわかっていても2回目、全力でチャレンジしてますか?」



ということなんです。。。
私は、キレイごとは言いません。
だって


2回全力でアタックしてダメなら、仕方ないじゃん。。。


成功すると信じてアタックし続ける事も大事だと思うけど、世の中にはどうにもならない無理な事だってあるわけだから。。。
でも、2回は必ずチャレンジですよ!
1回じゃなくて2回!
たぬ吉えらいよ・・・、君はすげぇなぁ。。。
そして2つ目。


たぬ吉は自分が存在した証(ニオイ)をきっちり残していったこと。


おかげでチンパン君は今後同じニオイに遭遇したら、必ずたぬ吉の事をを思い出すことになるでしょう。
それほど、強烈だったようです。
ただ、同じように人間がそんな強烈なニオイを残すとなると、う○ちを大量におもらし・・・?


いやいや・・・、却下だろ。。。
危険、極まりない。。。


ニオイではなく、別のもので自分の足跡をきっちり残すことができれば最高ですよね。
人として、一歩一歩確実に前進してこと間違いなし。
視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚、どれかに強烈に訴えることができたら、あなたはもう忘れられない存在となるのです。
何かのきっかけで自分を思い出してくれる人がいるとしたら、悪い事ではないですよね。
何か一つあれば、いいんでしょうね・・・。
いやぁ、たぬ吉えらいよ・・・、君はすげぇなぁ。。。


というわけで、たぬ吉にはいろいろと学ばせていただきました。


ごめんよ、たぬ吉!
そしてありがとう、たぬ吉!
しあわせになれよ、たぬ吉!


・・・って、チンパン君が言ってたよ。
チンパン君、いたずらは、ほどほどにね。。。


はぁ〜い。
あっ!




じゃあ、ね!


    

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